東京の出生前診断の最先端技術や設備について
胎児が生まれてくる前に、生まれつき異常がないか医療機関で調べることができるようになりました。妊娠出産する年齢が高くなったことで注目されるようになり、安全な出産や生まれた後の心の準備、治療に備えることができて、できる限りリスクを減らせることが魅力です。
東京で行われる出生前診断の非確定検査で最先端技術や設備
これまで出生前診断として東京で数多く実施されてきたものの中で、非確定検査は超音波や採血により調べるもので流産の危険性もない方法です。
コンバインド検査は12週前後に行うもので、ダウン症や18トリソミーの判断が可能です。母体血清マーカーは17週前後に行う方法で、ダウン症や18トリソミーの他に神経管閉鎖不全症についても知ることができます。この2つの検査は、どちらも感度80%以上で判断ができる方法です。
新型出生前診断と呼ばれている技術は、最先端技術を駆使し遺伝子解析の設備を用いて行われるNIPTとも呼ばれる方法です。感度は99%と高く、検査結果も以前の検査方法は2週間くらい必要でしたが、設備が整っていれば1週間程度で確定します。
陽性の判断が出れば、すぐに確定診断を受けることができる点も魅力でしょう。10週以降に実施が可能で、ダウン症や18トリソミーに加え、13トリソミーについても判断ができます。
陽性の判断が出たら東京で行われる出生前診断の確定検査
最先端技術と設備で非確定検査を済ませ、陽性の判断が出たら次に行われるのは確定検査です。クリニックの方針や医師の考え方によっては、非確定検査を行わず確定検査のみ実施する場合がありますが、リスクを伴う検査方法であるため、慎重に検討が必要です。
12週前後くらいで行えるのが絨毛検査で、将来胎盤となる部分に注射器の針を刺し、絨毛細胞採取して染色体を調べます。お母さんと胎児どちらにもリスクが有り破水や感染、早産、流産の危険がある検査方法です。
16週前後でできる羊水検査は多くの産婦人科で導入されている出生前診断の検査方法で、やはり針を刺して羊水を取り出し、胎児由来の細胞を培養して染色体を調べます。リスクは絨毛検査と同じようなものがあるので医師からよく説明を聞きましょう。
東京で最先端技術や遺伝子設備、染色体全般を調べられるところは限られているので対応できる医療機関を確認してから出向く必要があります。検査を受けて胎児の陽性が確定した場合、その治療やお母さんのカウンセリング等をしっかりと行い、最後までサポートできるところで受診しましょう。
東京で出生前診断の最先端技術NIPTができる施設が増加
新型出生前診断のNIPTという技術で検査を行えるようになった当初は、特定の設備が整っていなければ検査を実施することが許可されていませんでした。このため、より正確な検査を受けたい人はリスクが高い絨毛検査や羊水検査を受ける、狭い選択肢しかありませんでした。
その後、設備や最先端の技術開発、学術研究などにより実施できる施設は広がりをみせています。産婦人科医か小児科医が在中していて、どちらかが臨床遺伝専門医の資格を持つこと、さらには遺伝に関する専門外来の設置ができていることが基幹施設として求められています。
緩和条件では、基幹施設と連携する連携施設であれば対応が可能になりました。臨床遺伝専門医を持っていなくても可能で小児科医の常駐がなく、遺伝専門外来の設置がなくてもよく、産婦人科医が臨床遺伝に関する専門の研修を終えていれば連携施設として認められるようになっています。
不安要素を取り除くためにも、基幹施設や連携施設と認められている設備が整った東京の医療機関で出生前診断を受けましょう。
東京で出生前診断は、リスクが少ない非確定検査の中でも最先端技術で高い感度が期待できるNIPTを受けると良いでしょう。陽性の判断が出るときのことも考え、設備が整った医療機関で検査を受けることが得策で、基幹施設や連携施設を選ぶと安心です。