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【出生前診断を東京で受けるならおすすめしたいクリニック9選】口コミでも評判の染色体検査に対応可能なクリニックを厳選紹介

東京で新型出生前診断を受ける際にかかる費用

公開日:2020/11/27  


新型出生前診断は、出生前に胎児の遺伝子を調べる検査です。胎児の染色体や遺伝子を調べることで、先天性異常がないかどうかがわかります。

診断は病院などで受けられますが、東京の場合費用はどのくらいかかるのでしょうか。相場についても調べてみました。

 

そもそも新型出生前診断とはどのようなものか

新型出生前診断と呼ばれるものが2013年からスタートしました。これは全国で一律にスタートしたもので、いつでも診断を受けようと思えば受けることは可能になります。

そもそもこの診断はいったいなんの診断なのかと言えば、子供がダウン症になっているかどうかをおなかの中にいる段階から調査できるものです。ダウン症になってしまうと、さまざまな問題が考えられます。

例えば、言葉も話すのが遅い場合や普通の人よりも寿命が短くなるといった問題点があります。それ以外にも、学習をするにあたり同じ年齢の子供たちよりも学習を習得する能力が低い傾向が見受けられます。ダウン症自体は2013年より前からそれなりの人数はいましたが、最近この出生前診断が取り上げられている理由の一つとしてダウン症が増えてきているからです。

昔は高齢出産をする人は少なく20代の半ばから30代前半ぐらいに子供を産む人が多かったです。ところが最近は晩婚化が進み、30代半ばから40代位に子供を産む人も増えてきています。中には45歳を超えて読もうとする人もいるぐらいです。そうするとダウン症になる可能性は非常に高い傾向があります。

このように考えるならば、可能な限りダウン症かどうかを産む前に知りたいと考えても不思議ではありません。このようなやり方は2013年より前からありましたが、2013年には今までより新しい形の前診断を受けることができるようになっています。これが新型出生前診断と呼ばれるものです。

新型出生前診断には、どんな費用がかかるの?

新型出生前診断は認定されている医療機関で受けることが出来ます。東京で認可されている施設は、昭和大学病院や慶應義塾大学病院など、大学病院が多いです。

認定されていない医療機関を希望する場合は、実施しているかどうかを事前に確認する必要があります。また診断を受けられるのは、妊娠10週を過ぎてからとなります。

診断の流れはまず検査を受けたい認定医療機関に予約を取ります。その後、赤ちゃんの様子をエコーで調べたり、臨床遺伝専門医や認定遺伝カウンセラーによる検査前遺伝カウンセリングを受けます。カウンセリングが終わったら採血が実施され、結果が分かり次第報告を受けます。

検査後の報告では再び臨床遺伝専門医らから結果について説明を受け、羊水検査など、さらなる確定検査をするかどうか決めます。新型生前診断は陰性か陽性かを判断するので、もし陽性と出た場合、羊水検査をしてはっきりさせる必要があります。

カウンセリング、採血、診察等が主な費用になりますが、検査の前に胎児超音波スクリーニング検査母体血清マーカーテストを受ける場合、その分の費用もかかってきます。

 

非確定的診断の内容はどうか

新型出生前診断の中には非確定的診断と呼ばれるものと確定的診断と呼ばれる2種類があります。前者の場合は、診断をするにあたり単にダウン症の確率を求めるだけになります。そのため、確率が低ければ言うことはありませんが、確率が高い場合にはその後確定的診断を受けると良いでしょう。

つまり、非確定的診断の段階で可能性が高そうな人と低そうな人を振り分けていることになります。可能性が高い人は、その後確定的診断を受けより正確な判断を求めることが可能です。このように、一連の流れができており特にダウン症でも産みたいと考えるようになればそこで診断を終わらせても問題ありません。

非確定的診断にもいろいろな種類があります。その種類のいくつかを見てみると、一つが母体血清マーカーテストと呼ばれるものです。これは母体の血液を採取し胎児の染色体に異常があるかを判断するものになります。一方で、超音波検査などがおこなわれることもあります。

新型出生前診断の相場はどのくらい?

新型出生前診断は、羊水検査や絨毛検査と言った確定検査よりも料金が高めになります。東京都内の認可医療施設の場合、相場は20万円前後です。医療機関によって多少の前後がありますが、この料金が選ぶ際の目安になります。検査費用は保険適用外なので、すべて自己負担です。

日本産科婦人科学会の産科ガイドラインは検査を受ける条件として、妊娠10週間以降の高齢出産の妊婦を挙げています。さらに、胎児超音波スクリーニング検査や母体血清マーカーテストの結果から、胎児の染色体の数に異常がある可能性がわかった場合というのも条件に付け加えられています。

新型出生前診断の検査自体は20万円としても、その前に検査を受ける場合は、その費用も必要になってきます。胎児ドックと呼ばれる胎児超音波スクリーニング検査の料金は2万~5万円、母体血清マーカーテストは1万~3万円が相場です。

また、羊水検査や絨毛検査の費用はおよそ10万~15万円ほどかかります。

 

新型出生前診断の病院を選ぶ時の注意点は?

新型出生前診断は、認可外医療機関でも受けることが可能ですが、過去にトラブルや問題を引き起こしています。例えば過去に、BGIヘルスジャパンという中国企業の関連会社が、相場のおよそ半額の料金で検査を受け付けていたことがありました。

この企業は日本産科婦人科学会の指針を無視し、検査前に必要なカウンセリングを実施せず、解析を香港の検査会社に任せていました。検査の受付施設が未認可でもあり、この問題は検査受諾を一時中止にまで発展しています。

検査の費用は健康保険がなく自費で受けなくてはならないので、できるだけ安く受けられる場所がいいと思うかも知れませんが、このように問題が発生する可能性が高いので、相場を目安に選ぶと安心です。受ける先も認可外ではなく、認可されている機関を選びまましょう。

大学病院など大きな病院では、検査の流れがしっかりしていますし、検査に不安がある場合はきちんとした説明が受けられます。東京都内には認可の医療施設が複数あるので、受けやすい環境にあります。

新型出生前診断は、出生する前にそのお腹の中にいる子供がダウン症かどうかを判断するものになります。近年は、高齢出産の女性が多いため、染色体異常の確率が上がってきています。そのため、新型出生前診断ができるようになっているのが特徴です。非確定的診断をおこないダウン症の可能性が低ければ問題ありません。

新型出生前診断にかかる費用は、他の検査に比べて高めです。加えてその前後に検査が必要になる場合、費用がもっとかさむ可能性もあります。

医療機関によって料金は変わってきますが、相場を目安に20万円から35万円ほどを見ておくといいです。

管理人紹介

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はじめまして。昨年結婚した、現在妊活中の30代主婦です。妊娠したら出生前診断を受けたいと思い、色々と調べています。

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