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超音波胎児スクリーニングってどんな検査?何がわかるのか解説!

公開日:2023/01/01  最終更新日:2022/10/14


超音波胎児スクリーニングとは妊娠中に胎児の発育状態や異常な箇所の有無などを調べる出生前健診の一つで、超音波を使っておなかの中の赤ちゃんの状態を確認する検査のことです。ここでは超音波胎児スクリーニング検査の特徴や、妊婦健診の際に受診する一般的な超音波検査との違いについてご説明します。

超音波胎児スクリーニングとは

超音波胎児スクリーニングは出生前検査のひとつで、主に赤ちゃんの形に関する異常の有無を確認するために行う超音波検査です。一般的な超音波検査よりも精密で特殊な技術が必要となるため実施できる技術者や施設が限られているおり、希望する場合は事前にリサーチが必要です。

ほかの出生前健診と同様、超音波胎児スクリーニングについても、受診するかどうかは妊婦さんやそのパートナーの意思によるところです。赤ちゃんの3~5%は何らかの異常を持っているとされ、また、胎児スクリーニングを受ける時期には判断がつかない異常もあります。そのため胎児スクリーニングを受けていなくても、妊婦健診時の超音波検査で見つかるということもあるようです。

また、通常の超音波検査によって何らかの所見が見つかった場合に、更に詳しく調べるための手段として超音波胎児スクリーニングを行うことがあります。出生前検査を受けるかどうかにかかわらず、胎児スクリーニングの設備があるクリニックであればより安心できるといえるでしょう。

妊婦健診で受ける超音波検査との違い

産科の超音波検査には通常の超音波検査と超音波胎児スクリーニングの2種類があり、通常の超音波検査が赤ちゃんの発育状態や妊娠の経過の正常さを確認するのに対し、胎児スクリーニングは胎児の形や構造における異常の有無の確認のために行われます。通常の超音波検査の実施時期は、妊娠初期から23週までに2回、妊娠24週から35週までに1回、妊娠36週から出産までに1回が基本のパターンですが、実際には状況次第で、この通りではないケースもあり、妊婦健診のたびに実施する場合もあるようです。

一方、胎児スクリーニングを実施する時期は妊娠10週から13週頃、妊娠18週から20週頃、妊娠28週から31週頃と、施設によって設定されている時期が違います。また、妊婦健診の費用はほとんどが自治体による費用助成の対象であり、超音波検査も対象としている自治体が多いですが、金額や回数は各自治体で差があります。一方胎児スクリーニング検査は自費のため費用は施設ごとに異なります。

超音波胎児スクリーニングでわかること

胎児超音波スクリーニングは、内臓を含む全身の外見や構造、機能の異常を調べることができますが、すべての異常が確実に見つかるものではなく、非確定検査といって特徴や傾向を把握することはできても疾患などを確定するものではりません。確定するためには次のステップとして羊水検査などの確定検査を受ける必要があります。

誰しも生まれてくる子どもの健康を願いお腹の中にいる赤ちゃんの状態が気になるものですが、超音波胎児スクリーニング検査を含む出生前診断を受けるべきかどうかという問いに正解はありません。妊婦さんとパートナーとの間でお互いの考えをじっくり丁寧に話し合う機会を設けることが大切ですが、それでも答えが出ずに判断に迷うこともあるでしょう。そんな時は医師や助産師にも意見を聞いてみたり、遺伝カウンセリングなどの専門家によるサポートを受けたりすることも検討してみましょう。

まとめ

超音波胎児スクリーニングは、お腹の中の赤ちゃんがどんな特徴を持って生まれてくるのかを知る手掛かりとして有効な検査の一つです。そのことを知るべきかどうかは非常に繊細で奥が深い問題であり、人によっても意見が分かれるところです。検査を受けるかどうか迷ったときはパートナーとじっくり話し合うことはもちろん、専門的な知識を持った人の意見を参考にするとよいでしょう。

管理人紹介

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はじめまして。昨年結婚した、現在妊活中の30代主婦です。妊娠したら出生前診断を受けたいと思い、色々と調べています。

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