東京で出生前診断を行いたいと思ったら?入院は必要?費用は?など疑問を徹底解明!
出産を迎える年齢が高くなればなるほど生まれてくる赤ちゃんの健康や病気などが気になるのは当然のことです。
出生前診断では、お腹の赤ちゃんが先天性や遺伝性の病気を持っていないか、奇形や染色体異常などがないかをお腹にいる段階で調べる検査のことを示します。
出生前診断とはどんな検査のこと?
出生前診断をする方法は様々あるのですが、胎児ドックと呼ばれる胎児スクリーニング検査や、母体血清マーカーテスト、母体血胎児染色体検査、絨毛検査、羊水検査などが挙げられます。出生前診断は誰もが簡単にできるものから何らかの異常が疑われる場合に行われるものがありますので、かかりつけ医にわからないことがありましたら相談すると良いでしょう。
出産前診断を受けることで、出産まで心配な悩みを解消することができるほか、胎児に対してどのように準備するかということも考える事ができるようになります。出産前診断で全ての異常が明らかにできるわけではありませんが、大きなリスクなどは事前に知ることができるので、大きな負担を抱えることになる妊婦さんにとっても必要な検査になるのです。
35歳以上で初めての出産を迎えるという方は、この検査を受ける方も増えています。
検査の種類や方法について知りましょう。
東京で出生前診断ができるクリニックはたくさんあり、医師から勧められたという場合もあります。価格は自費になるので、値段なども知っておくと良いでしょう。費用は1万円から2万円程度で受けることができる母体血清マーカーテストは、お母さんの血液から胎児の体で作られるホルモン濃度を調べ、胎児の染色体異常の判別をする検査です。検査が陽性だった場合には、費用はさらに10万円から20万円で受けられる羊水検査に進むことが多いです。
お腹に針をさして、羊水を採取します。そこから染色体異常などを詳しく知ることができます。精度が高く、多くの疾患などを知ることができますが、母体や胎児に少しではありますが負担をかける検査です。絨毛検査も同じくらいの金額でき、胎盤から調べる検査になります。妊娠の早い時期に調査することができ、羊水検査と同じように精度が高いため取り入れている東京のクリニックも多いです。
母体血胎児染色体検査は母体の血液から染色体異常などを調べます。東京でこの検査をするには条件があり、高齢妊娠であることや過去に異常があるなどの条件をクリアしていないと検査自体をすることができません。
出生前診断を受ける時期と流れとは?
東京では、妊娠週数に制限はないものの検査の種類によってはできる時期が限られてしまうものがあります。母体血胎児染色体検査や妊娠初期超音波スクリーニングは、妊娠10週から13週に限られてしまうため早めに検査の依頼が必要になります。
妊娠中期母体血清マーカー検査は妊娠15週以降、羊水検査は妊娠16週以降に受けることが必要です。羊水検査の場合は、1泊2日の入院が必要となるクリニックが多いです。検査後は安静にして、母体や胎児の様子を見る必要があるため入院の措置がとられています。いずれの検査も胎児や母体を守るために最善のリスク管理がなされた中で行われます。
検査自体にはリスクが少ないのですが、検査結果をどう受け止めるかご自身やご家族と事前に考えておくことが必要です。疾患やリスクなどによっては、決断をあまり先延ばしできないこともありえますので、しっかりと準備をしておくことが重要です。不明点はインターネットの情報などにあまり惑わされず、主治医などに聞くことが最適で不安を感じることは少なくなるメリットがあります。正しい知識で母体や胎児の将来などをきちんと考えていくようにしましょう。