妊娠したかも?妊娠初期症状のチェック方法とは
生理予定日が過ぎても生理がこなかったり、体調が悪かったりすると、妊娠しているかも、と気になりますよね。妊娠を望んでいる人にとっては、妊娠しているのかどうかを早く知りたくなるでしょう。この記事では、妊娠初期に起こる症状や妊娠確認の際の注意点、妊娠したときに気をつけることについてまとめているため、参考にしてみてください。
妊娠初期症状のチェックポイント
妊娠初期はホルモンバランスが大きく乱れ、さまざまな体調の変化がみられます。妊娠初期症状について紹介するので、ご自身の体調と照らし合わせてみてください。
■生理は遅れているか
生理予定日から1週間以上遅れている場合はまず妊娠を疑ってください。生理不順で生理予定日がわからない場合も、思い当たる性交渉から3週間以上が経過していている場合は妊娠を疑うようにしましょう。
■体温
健康な女性であれば、約1か月の中で低温期と高温期にわかれます。生理が始まるときに体温は下がり、排卵が起こると体温は上がります。3週間以上体温が高い状態が続いている場合は、妊娠している可能性があるでしょう。妊娠すると14週目頃まで高温期が続きます。
■着床出血
妊娠初期に起こる出血を着床出血といいます。受精卵が着床するときに起こる出血で、生理と比べると量も少なく出血する期間も短いのが特徴です。4人に1人が経験する症状といわれています。
■だるい、眠気
妊娠初期は体がだるく、風邪のような症状が続く方もいます。また、女性ホルモンが大量に増える影響で、睡眠不足でもないのに常に眠たくなることがあるようです。仕事中でも頭がボーッとしたり、無性に眠たくなったりするので、こまめに休憩を取って無理をしないようにしましょう。
セルフチェックする際の注意点
妊娠初期症状について紹介しましたが、症状にはかなり個人差があります。妊娠していても何も症状がでない人もいるため、生理予定日から1週間経っても生理がこない場合は、妊娠検査薬を試すようにしましょう。一般的な妊娠検査薬は生理予定日の1週間後から使用可能です。どうしても待てないという方には生理予定日当日から検査ができる早期妊娠検査薬があるので、ドラックストアなどで探してみてください。
妊娠検査薬で陽性が出た場合はほぼ確実に妊娠しているといえるでしょう。陽性が出たら病院を受診しましょう。すぐに受診してもいいですが、あまり早く受診すると胎児や胎のうが確認できないことがあります。再受診とならないためにも、生理予定日から2週間経過したタイミングで受診するのがベストといえるでしょう。
妊娠した可能性があるのなら…
妊娠している可能性がある場合は、赤ちゃんに悪影響を与えないためにも気をつけないといけないことがあります。
■たばこ、お酒
喫煙していると、赤ちゃんが低出生体重児となる可能性が約2倍高まり、早産や自然流産となる危険も高まります。また、妊娠中の飲酒はどの時期でも赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があるので、妊娠中の飲酒は控えるようにしましょう。
■薬、サプリメント
妊娠中は基本的に薬やサプリメントを飲むことはできません。どうしても薬が必要となった場合は、医師や薬剤師に妊婦であることを必ず伝えるようにしましょう。
■感染症
妊娠中は免疫力が下がるため、風邪やインフルエンザをはじめ、感染症にかかりやすくなります。妊娠前であれば軽症で済んでいたような病気も妊婦は重症化しやすいので、今まで以上に感染症対策を徹底するようにしましょう。
この記事では、妊娠初期症状のチェックポイントや注意点、妊娠した場合に気をつけるポイントについて紹介しました。女性にとって、妊娠・出産は人生を変えるとても大きな出来事です。妊娠しているかもしれないと思ったら先延ばしにはせず、妊娠しているのか、異常はないのか、必ず病院で確認するようにしましょう。