外国で進む出生前診断!東京でもできる病院がある?メリットデメリットを知ろう!
出生前診断は赤ちゃんがお腹の中にいる内に、特定の病気や障害などを持っていないか検査することができる検査です。
出生前診断をやりたいと思っても、どこで出来るのか分からない方も多いのではないでしょうか。
出生前診断は東京で出来るのか、メリット・デメリットも含めて見てみましょう。
いろいろな検査があり高い精度を誇ります
高齢出産だったり自分や親戚などに遺伝的な病気がある人がいる場合、何かしらの病気や障害などを持って赤ちゃんが生まれてくる確率が高くなります。妊娠中大きな病気にかかったり妊娠に気づかず薬を服用していると、赤ちゃんの健康を心配する人も多いものです。出生前診断は赤ちゃんの健康に不安や懸念を持つ人が多く受診します。
出生前診断にはいくつか種類があり、例えば羊水検査は母体のお腹に針を刺して羊水を採取する診断です。
ダウン症などを検知することができる、高い精度を誇る検査方法になります。検査可能な時期は妊娠15週~18週です。
母体血清マーカー検査は母親の血液を採取して検査し、流産のリスクがなく費用が安いというメリットもあります。精度はそれほど高くないので、母体血清マーカー検査において高い確率を検出するとより高い精度の検査を行うという流れです。検査可能な時期は15週~21週になり、東京でも受診することができるクリニックが多くあります。
最新の出生前診断は母体血清マーカー検査と同じく母親の血液を採取し、流産のリスクがなくダウン症を99%判定することができ、13番や18番の染色体異常なども判定することが可能です。精度も高いですが費用がかなり高額になり、検査時期は10週~22週になります。
検査にはメリットデメリットがあります
出生前診断にはいろいろなメリットデメリットがあります。メリットとしては、例えば胎児の性別が分かったり、逆子かどうかエコーで分かることが可能です。治療可能な先天性異常などを早期に発見することができ治療を行うことができます。もし胎児が障害を持っていると分かった場合事前に心の準備が行うことが可能です。
最も大きいことは安心感を持つことができることです。特に高齢出産や遺伝的な病気を持っている人、妊娠中服薬してしまった人など、赤ちゃんの健康に対して不安があると長い妊娠生活の間不安をずっと抱えたまま過ごすことになりかねません。精神的に不安定になる妊娠中なので、このような不安があっては心はもちろん身体の健康まで悪いので胎児に悪影響を与えては困るでしょう。出生前診断を受けることによって異常のある確率が低いと結果を得られたら、そのような不安から解放されたり妊娠生活を安心して過ごすことが可能です。
出産直後は母親の肉体的な疲労はもちろん、慣れない世話で精神的に大きなストレスがあります。さらに赤ちゃんに異常や障害などがあることが分かると、心身に負担がかかってしまいます。女性の場合は妊娠中から母性が芽生えますが、父親は子供と関わる中で父性を獲得していきます。もし生まれてきた赤ちゃんに障害があると分かれば、受け入れるのにしばらく時間がかかったり父親として役割を受け入れられないという人も中にはいます。事前に障害があると認識することによって心の負担を受け入れる準備ができるなどのメリットがあると言えるでしょう。
東京にはいろいろなクリニックがあり、心に寄り添ったサポートを受けることが可能です。
検査についてよく話し合うことが大切です
いくつかデメリットもあり、例えば検査を受けることによって心配がかかることがあったり、検査するだけで流産する可能性もあります。胎児が障害があると知って育てる自信がなくなり中絶してしまうケースもあるでしょう。中には中絶を助長するという意見もあります。出生前診断で異常があると分かった場合人工妊娠中絶を選ぶ人も少なくありません。外国でもよく議論されていますが、一つの生命を左右するということを認識しておく必要です。
よくあるのが夫婦間での意見の違いです。もし異常が出た場合のことを考えて、夫婦間でよく話し合いをすることをおすすめします。実際結果が出たら、意見の擦れ違いが起こることがあります。夫婦間で合意したもののそれぞれの家族での意見が異なったり、批判を受けることもあるかもしれません。出生前診断を受ける場合どのような結果が出ても誰から何を言われても、後悔しないという強い覚悟が必要です。
実際出生前診断は外国でも数多くの議論があり、例えば人工中絶の件数が増加するのではないかという意見があります。もし中絶を選んだ場合の精神的ダメージが大きかったり、子供の命を両親たちで決めて良いのかという意見もあるでしょう。とはいえ出生前診断にはいくつかメリットがあることも事実です。
東京などいろいろなエリアで出生前診断を受けることができるので受診する前にメリットデメリットを良く理解し、よく話し合うことが大切です。東京にはいろいろなクリニックがあり、検査する前にカウンセリングを受けたり気軽に相談することができる医院がありますので利用することをおすすめします。